尚学館中学校・高等部

中学1年 総合的な学習の時間「佐藤焼酎製造場見学~前編~」

2019年02月23日 News

 

 中学1年生がLHR・総合的な学習の時間を使って「佐藤焼酎製造場」に見学に行きました。

バスで学校から10分の祝子川沿いにあります。

焼酎を飲んだことのない生徒達なので、初めは疑問げな表情で出発しましたが、製造場の美しい建物や川と山が作り出す景色を見て「わぁ~」と歓声を上げていました。

また、職員の方から焼酎の作り方を説明していただき、巨大な甕や蒸留器、瓶詰め工程を見せていただきました。

さらに、米、麦、芋、桃、栗などの焼酎の匂いをそれぞれ匂わせてもらいました。

たいへん楽しい見学でした。

後編に続きます。

                     良い天気になりました。                    入口に甕がたくさん。



                         おしゃれな建物です。                   テンションが上がります。



                      焼酎の作り方の説明です。                真面目に学んでいます。



                        一次発酵用の甕です。                         大きなタンクです。



                          2つの蒸留装置です。                                「へぇ~」



                                  「ほぉ~」                                    瓶詰め工程です。



                             焼酎の匂いです。                             「きっつぅ~!」



                                     せ~の!                                          「うげぇ~」



                             悪くないようです。                お酒は二十歳を過ぎてから。



今回は1組の感想を掲載します。

焼酎とは  1年1組井上愛梨

今日は、佐藤焼酎製造場株式会社を見学しました。私の父は焼酎を飲むのですが私は焼酎について何も知りませんでした。だから今回の見学はとても勉強になりました。私たちが普段食べている米が主流になっていることも驚きました。そして二次仕込みの際に入れる物より芋焼酎や米焼酎や栗焼酎などさまざまな焼酎に変わっていくことが面白いなと思いました。その焼酎ができるまでの工程の中で蒸留という言葉がでてきました。私達は情蒸留という言葉を理科で習いました。今、毎日やっている勉強はこんなところでも役立つことが改めて分かりました。最後に焼酎は割り水をするそうです。だから焼酎製造所はきれいな川の近くにあるそうです。見学が終わったあとに川に行ったのですがとても水が透き通っていました。そんなきれいな川が私達の住む延岡にあって本当に良かったなと思います。これからも川を汚さないように気をつけていきたいです。あと七年後に今日見たさまざまな焼酎をみんなで飲んでみたいと思います。

 

焼酎のみ力  11番石井康

今日、佐藤焼酎製造場株式会社に見学に行きました。ぼくは、焼酎はおじいちゃんがよく飲んでいたのでおいしそうだなと興味を持っていました。工場に行くと、焼酎の製造方法を教えてくれました。焼酎は、米、麦、芋、栗などの種類があることにびっくりしました。工場では、工場造りの容器のようなものが、床に埋め込んであり、すごく深かったです。また、瓶詰では、職員の方々が手作業で瓶を1本、1本丁寧にベルトコンベアに乗せていたり、傷が瓶に入っていないか1つ、1つ目視で確認していたりしました。最後には、焼酎をにおいました。僕が気に入った臭いの焼酎は、芋焼酎の「亮天」というお酒でした。未成年はお酒の飲酒が禁止なのであと7年我慢して、20才になってから、適度に飲みたいです。

 

佐藤焼酎製造工場を見て  1組積島丈明

僕は、佐藤焼酎製造場株式会社を見学して学んだことが2つあります。1つ目は、造り方です。焦げ臭を防ぐためにさらに置くことに興味を抱きました。丁寧に味をマイルドにするために16か月熟成させていました。それほど、味を良くしたいという佐藤焼酎製造場株式会社の思いが伝わりました。2つ目に、工夫してより良い商品を作ろうという徹底した思いです。味だけでなく、びんも新しい瓶にしていたり、水も普通の水ではなく、祝子川の水を使っていたり、芋も、味を良くするため、できるだけ多く使います。商品に対する思いが強く込められていたことに、感心させられました。この働く人の姿を見て、自分も、社会で、できるだけ働ければいいと思っています。

 

焼酎工場見学について  1組長友滉翔

僕は、佐藤焼酎製造工場に訪れて思ったことが3つあります。1つ目は、麹造りについてです。僕は、テレビで何度か、「酵母」というキーワードを耳にしたことはありましたが、それがどういうものなのか全く知らなかったです。でも、工場の人のお話で、「酵母は原料を食べてアルコールにする生物」だということをお伺いしたので、酵母とは、焼酎造りの上でとても大事な役割を果たしていることを知りました。2つ目は、製品化についてです。瓶に詰めた焼酎にふたを閉める際、機械などでするのではなく、手作業で行うことに驚きました。しかも、大人数でするのではなく、2人か3人だけで行うことについても驚かされました。3つ目は、原料の種類についてです。実際に、出来上がった焼酎をいろんな種類ごとに嗅いでみると、みんな様々な個性を持つ香りがしました。例えば、米でできた焼酎はさっぱりしていて、少し、濃いにおいがしました。一方、芋でできた焼酎はちよっと甘い香りがしましたが、ずっとにおっていると、鼻がツーンとしました。僕は、工場で一生懸命働いていた職人さんを見て、将来、優秀で、工場の方々のように一生懸命働く立派な社会人になりたいです。 

 

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